Thursday, December 15, 2011

Fizz Cup 2011 Final - Race 1


Video Copyright©: Bea Woodget/SLSAILINGdotCO

Beaがファイナルのビデオをアップしてくれたので
各レースを振り返っていきたいと思います。
レースを俯瞰で見られてなかなか楽しいです。
(再生後、ビデオ画面をダブルクリック→720p以上で高精細表示)

ファイナルは3つのコースを各2レースずつの計6レース。
まずはRace 1。コースはFC4です。
各艇は色で見分けがつきやすいので、一応明記。

joro(ハル:黒、帆:黄)、Miwha(ハル:白、帆:白 )
Liv(ハル:ピンク、帆:ピンク )、Krysha(ハル:黄、帆:黄 )
hii2(ハル:紫、帆:白 )、Dahral(ハル:黒、帆:白)

プレスタートは風上エンドをわたしとhiiさんとLivで奪い合い。
一番風上にいたhiiさんは、わたしからのLuffingによって
本部艇目前で衝突回避を余儀なくされます。
わたしも風下のLivからのLuffingによって押し上げられますが
他艇の先行を気にして、Livがプロパーコースに戻したのでセーフ。
ただし、プロテスト(rule 11)されてもおかしくない状況でした。

スタート後はSTBで上り、Mediterraneanに入ったらすぐに
Portタックを入れるのが正解。しばらくするとプラスの風が吹きます。
普段、STBで上りたがるスキッパーは、練習でもこの風に
気づかなかったようで、joroはあきらかに行きすぎていますね。
これだけで、トップマークに到達するまでに大きな差がつきます

Galileeのマークを過ぎてからの第3レグは、なるべく西に向かい、
IndefatigableとCrows Nestを通って最後のマークに向かうのが正解。
それより東のSIMを帆走すると
マイナスの風で、どんどんマークから遠ざかってしまいます

後のマークを過ぎてからは、Haggertyの西端をPortで下り、
風がマイナスに振れ始めたあたりでジャイブを入れると
あとはそのままノージャイブでゴールです。

ほぼ理想的なラインを帆走できたのと、
他のスキッパーが十分に風の癖を把握しきれていなかったようで
かなり大きな差がつきました。
あと、最後のマークをCWで回航して(実際はCCW)、
途中で気づいて引き返したスキッパーが数名いました。
3コースで重複するマークがあるので混乱しがちです。

幸先良く1勝することができて、
「いける」という手応えをつかんだレースでした。

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